交流分析とは

 

 

 

 

 

交流分析(Transactional Analysis)=TA とは,


1957年にアメリカの精神科医エリック・バーン(Eric Berne)によって提唱された「集団心理療法」に始まる,比較的新しい心理学のジャンルです。


精神分析の流れを汲むものであることは間違いないですが,


その最大の特徴は


「ある人に特有の感情や思考のパターン」を,それに対応する「行動のパターン」と関連付けて分析する

 
点で,「行動」を客観的に観察することで,「他者分析」と「自己分析」の双方を可能にする「優れモノ」の理論です。


特に日本では,個々人の「思考,感情,行動」のパターン特性をグラフ化してそのバランスをみる「エゴグラム」を,質問用紙を用いた「心理テスト」として発展させ,クリニカルな領域だけではなく,ノンクリニカルな領域においても積極的に活用しています。


現在日本では,より学術的な領域を取り扱う「日本交流分析学会」,臨床現場でのクリニカルな実践を重視する「日本TA協会」,ノンクリニカルな領域での実践,活用に特化した「日本交流分析協会」という3つの団体があり,わたしは「日本交流分析協会」が認定する「交流分析士1級」の資格を取得しています。


このホームページではわたしは交流分析の学術的な解説をするつもりはありません。身近な生活シーンで「交流分析」の知識がどう役立てられるか。。というわたくし個人の実践に基づいたお話をさせていただくことで,少しでも「交流分析」に興味を持っていただければ幸いです。


もしも本格的に,かつ身近に「交流分析」を学んでみたいと思われる方がいらっしゃいましたら,
NPO法人 日本交流分析協会のホームページ( http://www.j-taa.org/ )に様々な講演や資格養成講座の情報がありますのでご覧になってみてください。